個人的な写経/翻訳プロジェクト

個人的な写経/翻訳プロジェクトを、徐々に行っている。
ジェイムズ・ジョイスのフィネガンズウェイクやユリシーズは読めなくても、エリック・バーンの"What do you say after you say Hello?"ならば読める。ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」(木村洋平訳)の写経と並行して、徐々に時間をみつけては行っている。翻訳はいい。学習にもなるしね。英語の脚本がどうやってつくられているのかが、よくわかる。

エリック・バーンの"What do you say after you say Hello?"の目次の部分の翻訳による引用です。
本文も引用の範囲で、いずれどこかで、引用するかもしれません。
目次を読んでみるだけでも、おもしろかったです。

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「ハローって言ったあとに何て言うか?」

図の一覧
前文
意味論

【第一部 一般的な事柄】
第一章 序章
Aハローって言ったあとに何て言うか?
Bどのようにハローっていうのか
Cひとつの覚え書き
Dある握手
Eともだち
Fある理論

(参照とノートは以下のぞく)

第二章 交流分析の原則
A構造分析
交流分析
C時間の構造化
D「スクリプト」脚本

【第二部「ペアレンタルプログラミング」両親によるプログラミング】
第三章 人間の運命
A人生計画
マグダ、デラ、マリー
Bオンステージとオフステージ
C神話とおとぎ話
ヨーロッパのお話
赤ずきん
火星人のリアクション
赤ずきん」の脚本
D死後硬直を待ちながら
死後硬直を待ちながらの脚本
「眠りの森の美女」のお話
E家族ドラマ
F人間の運命
G歴史的

第四章 出生前の影響
A序
B先祖からの影響
C概念的な場面
D生まれ落ちたポジション
E生まれついた脚本
F名前と名字

第五章 早期発達
A早期の影響
B信念と意志決定
Cポジション 名詞以前
D勝者と敗者
E三つ手のポジション
Fポジション 予言者
G脚本の選抜

第六章 「プラスティックイヤーズ」可塑的年齢期
A両親によるプログラミング
B火星人について考える
バッチ
C小さな法律家・弁護士
D脚本装置

第七章 脚本装置
A脚本ペイオフ
B禁止命令
Cカモン
D電極
Eバグと物事
F事前脚本
G両親のパターン
H「デーモン」使い魔
I許可
J内部でのリリース
チャック
K脚本の設備
クレメンタイン
L熱意と会話
M勝者
N誰もがみな脚本を持っているのか
O反脚本
P要約

第八章 子ども時代の後半
Aプロットとヒーロー
Bラケット
C取引切手
D幻惑
Eゲーム
Fペルソナ
G家族文化

第九章 思春期
A暇つぶし
B新ヒーロー
Cトーテム
D新しい感じ
E物理的反応
F前の部屋と後ろの部屋
G脚本と反脚本
H世界観
Iスウェットシャツ
あなたは誰も信じられない
なんでみんな?

第十章 成熟と死
A成熟
Bモートゲージ
C中毒
Dドラマの三角形
E予期できる余命
F老年
G死の場面
H「ギャローズラフ」首つりのときの笑い
I人間後の場面
K審判

【第三部「スクリプトインアクション」行為における脚本】
第十一章 脚本のタイプ
A勝者、非勝者、敗者
B脚本の時間
C性と脚本
D時計の時間とゴールの時間

第十二章 いくつかの典型的な脚本
Aピンクずきんか、狼
Bシーシュポスか、そらもう一度
Cリトルミスマフェットか、ぼくは脅せないよ
老兵は死なずか、だれがぼくを必要としてくれる?
ドラゴンスレイヤーか、父がベストを知ってる
Fジグムントか、一つのやり方でできなかったら、他のやり方で
Gフローレンスか、シーイットスルー
H悲劇的脚本

第十三章 シンデレラ
Aシンデレラの背景
Bシンデレラの物語
Cインターロッキングな脚本
D実人生でのシンデレラ
Eそのボールの後はオーバー
Fおとぎ話と現実の人々

第十四章 脚本はいかにして可能であるのか
A「プラスティックフェイス」 可塑的な顔
B「ムーヴィングセルフ」 動く自己
Cひきつけることと刷り込みすること
D香らないにおい
E引き戻しと後焼き
F「リトルファシスト」小さなファシスト
G「ブレイブスキゾフレニック」 勇気ある分裂症
H「ヴェントロリロキストダミー」 腹話術師のダミー
Iさらにデーモンについて
J現実の人間

第十五章 脚本の送信
A脚本マトリックス
B家族のパレード
C文化的送信
D祖父母の影響
E脚本越え
F脚本指示の混淆
G要約
H両親の責任

【第四部 臨床的実践の中の脚本】

第十六章 意識される以前の段階
A招待
Bセラピストの選択
C魔術師としてのセラピスト
D準備
E「プロ患者」
F人としての患者

第十七章 脚本のサイン
A脚本のシグナル
心理的対象物
Cいかにして聴くか
D基本的な声のシグナル
1息の音
2アクセント
3ヴォイス
4語彙
E言葉の選び方
1スピーチの部分
2OKな言葉
3脚本の言葉
4メタファー
5セキュリティの言葉
6副接続詞
7文の構造
Fギャローズの交流
G笑い方のタイプ
1脚本的な笑い
2健康的な笑い
H祖母
I反抗のタイプ
あなたの人生の物語
K脚本のスイッチ

第十八章 待遇の中の脚本
Aセラピストの役割
Bゲームの服用量
Cセラピーへの動機付け
Dセラピストの脚本
E結果の予言
F脚本のアンチテーゼ
 琥珀
G治癒

第十九章 決定的介入
A最後の共同の筋道
B頭の中の声
C許しのダイナミクス
D治癒していく患者、対、前進をつくっていくこと 

第二十章 三つのケースヒストリー
Aクルーニー
Bビクター
Cジャンとビル

【第五部 脚本理論への科学的アプローチ】
第二十一章 脚本理論への反論
A神秘的反論
B哲学的反論
C合理的反論
D医者的反論
E経験的反論
F発達的反論
G臨床的反論

第二十二章 方法論的問題たち
A地図と領域
B概念的グリッド
Cソフトデータとハードデータ

第二十三章 脚本チェックリスト
A脚本の定義
B脚本をいかにして検証するか
C脚本チェックリストへの招待
D脚本チェックリスト
E濃密なチェックリスト
Fセラピーチェックリスト

付記
Aハローって言った後になんて言うか?
B食料品店



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