INFOBARを買った。

携帯電話を新調した。この前新調したばかりだったので、同キャリアで解約して新規契約した。
これ、身の回りでは、買った人多いだろうなあ。反響を聞くもの。
この端末は、auの業績に寄与するだろう。新規契約を他キャリアから獲得するのに役立ち、純増数も伸びるだろう。冬端末の効果が出る。
ドコモはFOMAがどうなるかによるが、いずれにせよ凋落してほしいものだ。経営のまずさを見ていると凋落の予感はある。
auが好きなのは、学割があるから。家族制度に頼らない学生応援というのがすばらしい。パケット代固定費も進めていってほしいものだ。（第三世代投資を巧く安上がりで行ったのでできる）
NTTグループの電話事業の経営の仕方やビジョンが好きになれない。権威主義的で古臭い。KDDIは新しく合理的だと思う。美しいしね。Vodafoneは今後の転換に期待する。

使ってみての感想を述べておく。
・金属製のボディは質感がとてもいい。金属製の物が好きなのだと思う。PowerBookG4のような質感だ。薄く軽くポケットになじむ。指紋がつくのが難点か。
・ソフトウェアインターフェイスは及第点の美しさである。時計表示がシンプルでいい。ハードウェアボタンも含めたインターフェイスを考えるととてもよい。タイルキーは触って楽しいし、横のボタンによるEmail等へのショートカットは便利だ。
・錦鯉（赤色）はボタンの色が非対称なのが美しい。門松のような非対称の美しさがある。紅白の中に薄いブルーというのが色合いも含めてよく考えられている。
・機能的には充分。カメラ30万画素フラッシュつき・モニタ2インチ・GPS(ナビウォークはなし）・BREWアプリ。（どうせたいして使わないのだ）

W11Kも深澤直人デザインだけど、割と普通なので、（機能に過度にこだわらなければ）INFOBARの方がよいと思う。
au design projectで次に実現して価値あるのは、石ころ端末だろう。マークニューソンの端末とかそれほど魅力的ではない。PDA型の端末とスライド型端末も面白いかもしれない。

INFOBAR(A5307ST)は、鳥取三洋(ST)が製造しているのだが、販売促進においてひとかけらも名前が出てこない。auが完全に販促を受け持っているようだ。
まあ、鳥取三洋のすばらしさはローコストオペレーションにあると思うので、デザイナーと協業し、キャリアの出したプランに乗って、物をつくるのはいいと思う。そうすれば、魅力的な端末をローコストでつくれる。（デジカメでもデザインを外部委託したほうがいいと思うサンヨー）（鳥取は中国の経済特区と同レベルのいなかっぷりと言うのは言いすぎかもしれないが、近いものがある。県内のほとんどの駅が基本的に無人駅である）

12800円で湘南台のauショップで購入。割と安かったのではないかと思う。品切れ続出らしいので、買う方はゆったり構えて入荷を待ちましょう。鳥取三洋の生産力ならすぐに追いつくと思う。

サンヨーのデジカメについて言えば、グリップ・ザクティは、いいデザイン。