Naming

ソルティードッグ式ブランドトリアージ

ソルティードッグを飲んでいる。 キリンとサントリーの合併について、消費者の立場から考えている。 ブランドトリアージをどうするかが問題だ。キリンの「氷結」のグレープフルーツ味と、サントリーの-196℃のダブルグレープフルーツを、それぞれサンキストの…

地名的な事柄

地名の日常会話での位置に興味がある。 日本語は、同音異義語が多く、受信者側での脳内での漢字変換を想定することで初めて、意味をとれるようになるという側面がある。 やまとことばだけでしゃべるわけにはいかないのだ。 その中で、単語として地名は特別な…

感覚日記か象の消滅か狗子仏性

言葉にしたことを、どのように書くかということについて、いろいろなやり方がある。 このブログは、僕自身が書かれたあとの時点から読み返すと、感覚日記として読めるように書かれている。と同時に、他の人が読んだときに、「象の消滅」のように、読めるよう…

【哲学する会計3】:名付け方;勘定と仕訳の生成の仕方

固有名は、確定記述に還元されないと、ソール=クリプキは、可能世界意味論を使って、「名指しと必然性」の中で述べている。 固有名にもいろいろある。 今日の分け方では、日本語の固有名詞を、三種類に分ける。 メタファーとしての単一の物の名前 例;ホロ…

創発→勃々

創発とは、「emergence」の翻訳語なのだが、エマージェンスは、発現や勃発や勃興というイメージで、何かが突然現れるイメージの単語である。潜水艦の浮上の際にemergeという単語は使われたりする。複雑系でよく使われる概念で、あるレイヤーのシステムが自己…

名前をつけてやる

「Naming」カテゴリでは、 1.ロゴやネーミング(ひいてはブランディング)の話 2.固有名論と可能世界意味論の話 by クリプキ 3.概念を翻訳する差異の改訳 4.(ばかげた/ばかげてない)新概念の発明 を行おうと思います。