創発→勃々

創発とは、「emergence」の翻訳語なのだが、エマージェンスは、発現や勃発や勃興というイメージで、何かが突然現れるイメージの単語である。潜水艦の浮上の際にemergeという単語は使われたりする。複雑系でよく使われる概念で、あるレイヤーのシステムが自己組織化して、他のレイヤーで意味をもつ現象が現れることを指す。
偏在するものから創造的なものが発現するという意味での訳語なのだろうが、なんだか、硬い言葉だし、「勃々」(ぼっぼっ)あたりが、語感もかわいらしくてよいのでないだろうか。
用例:
web2.0創発システムである」→「web2.0は勃々システムである」
「教育研究創発機構」→「教育研究勃々機構」
これだ。