ソルティードッグ式ブランドトリアージ

ソルティードッグを飲んでいる。
キリンとサントリーの合併について、消費者の立場から考えている。
ブランドトリアージをどうするかが問題だ。

キリンの「氷結」のグレープフルーツ味と、サントリー-196℃のダブルグレープフルーツを、それぞれサンキストの100%GRAPEFRUITで割って、塩をグラスの口につけて、ソルティードッグにして、飲んでいる。チューハイに使用されるウォッカの頭の痛さを、グレープフルーツで割ることでカバーしている。胃にはよくないようだけど。

塩漬けの犬、サンクコストの犬。犬を見て羨ましくなってしまった。
グレープフルーツの横断面、iの電気自動車化についての記事。モンテカルロシミュレーションの際の白いi。目の前の色が統合されていく、麒麟は黄色、さんは白、鳥井は鳥居色。
氷結の缶の菱、青と黄色、ロゴのフォント、STRONGの擦れ、黄色と青、補色なら、黒、まぜ方では緑。

  • 196℃の糖類ゼロ、ピンクグレープフルーツとイエローグレープフルーツの氷つき方の違い、あおがなく、ピンク、黄色、黒抜き、そして、緑。

グラスに注いで、ソルティードッグの色を見よう。沈んだサンクコストの色が見えるから。共通する色は、黄色か緑。
コロナの色と、プレミアムモルツのいろと、麒麟のどごしのいろ。ハイネケンバドワイザースーパードライ。空き缶は鉄のように、色が変わる。
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飲んでいる最中の結露の仕方、例えば、麒麟氷結のラインと、さん鳥井-196℃ STRONG ZEROのラインを統合する場合、麒麟の色に染めるしかないだろう。つまり、青と黄色と緑である。ただ、糖分はいらないので、中身はサントリーになるだろう。他の生産ラインとは逆である。擦れや、アナクロニズムは不要だ。コーラショックは観測気球だろう。ウイスキーウォッカなど洋酒はサントリー、ビールはラガーと一番搾り以外は、サントリー発泡酒雑酒などはキリン。水はサントリー
ビバレッジはキリンに吸収、ロジスティックスもまとめる、近所のボスの自販機も永くないはずだ。ペプシとコカコーラのロジスティックス争いになる。自動販売機のグローバル化は、電源と通信網次第だ。ボトリング缶の補充を行う交通網が必須なのは言うまでもないが。
コーヒーはサントリー、お茶もサントリー、カフェインはサントリーだろう。喫茶養生記の水準でそう言える。ただ、生茶午後の紅茶は、既に茶ではないという説が濃厚である。FIREの缶の触り心地は今だけだと見せかけて、サジさんではないサントリーボスの顔を燃やしてまえや。あれ、だれやねん。キリンのエンボス加工技術は、ソニエリ並に素晴らしい。触り心地に結露の仕方でグローバルに同じ言葉で飲める日が来るはずだ。
HPのカーリーのような仕事を今、キリンとサントリーの人はしているのだろうか。キリンの社宅を見かけるとそう思う。ブランドトリアージには記号士と計算士が必要である。いつか、そんな仕事がしてみたい。記憶を賭けた美学の争い。どうなるんだろう。対等合併でメガブランドが生じ得ないなんて、ありえない。みんな、コトラーじゃなくて、アーカーとケラーを読んでいるのかい? デルじゃなくてHPをつかってるのかい? ネットブックはどこのメーカーなのかい? キリントリーを見たかい? ギネスはぬるりとしているのかい?

いいかげんに、フランスから水を輸送するのはやめて、日本の水か、クリスタルガイザーを飲めばいい。硬水は香水並の関税をかけていいと思う。それでも、たまには飲むわけだから。水循環とエネルギー循環に基づくブランディングがここでは必要とされる。

ブランドトリアージはこの場合は、簡単だ。ブラインドテストと、ブランドテストを組み合わせて、中と外を入れ替えて、組み合わせればいい。味の標準化は、さしすせそ、に、ミツカンポン酢とキッコーマンの味の差を加えて、鮮度をスーパードライに負けないぐらいで、和洋中、特に和食は刺身、中華はチャーハン、洋食は、カレー、米に注意して、中華四大食と、ヨーロッパ・アメリカ料理に合わせて行うといい。ただし、アメリカ人の味覚は信用できない。特に太ってるとやばい。

敵がいることは、見方を固める役にたつ。
朝日香る緑茶「いぶき」文明さんは引退した。戻り香。
GEORGIA GEAR by Coke at lanta. コカコーラの株主がバフェットとか。
CANADA ICEFIELDっていう雪解け水を輸入しているのは誰? バンクーバーオリンピックを思い起こして仕方がない。暑いから。

両社の色彩論の統合から始めた方がうまくいくだろう。Googleみたいにロゴに色塗りしてもらうといい。社の関係者に。
そして、缶を並べて、思いをはせて、水のオークションをするといい。(ここで、水の値段の漬け方を売り込んでみる。サンクコストとテトラポッドの違いはいくら?)
特に、円熟したキリンの端麗さとスパークリングホップの緑の、茶色的な違い。公案みたいなものさ。

日本語には、あか、あお、くろ、しろ、きいろ、ちゃいろ、の六色しか、形容詞形をとれる、色彩形容詞が存在しない。タイトな言語なのだ。ABCDEFの次は、みどりぃ? きぃぃ? ちゃいー? 矢掛のやつならそういうね。
この文法違反一つをブランディングマーケティングで買う費用、これが、キリンサントリーの値段になる。払う必要はないけど。アルコールとカフェインを司るなら、考えておくべき値段ではある。
無形資産について考えると頭が痛くなる。事例ベースで逃げ切れないものかな。独占禁止法も避けてさ。現在考え中。緑色い、紫色い、藍色い、あたりのはず、六色リンゴに加えて一色、桃色い、桃いなど、ただ、色について考えると、色即是空、空即是色となって、仏道へと至ってしまう。聖徳太子ならなんて、言ったかわからないけど、福沢諭吉なら、水色い、とかなんとか言った気がする。七番目の彩色は、本当に謎なので、言語工学的に創り出すしかないのだが、彩度、明度、色相。色料、色光。顔料、染料。水面、空面、ビル平線。赤い、青い、黒い、白い、黄色い、茶色い。
黄色いは空海で、茶色いは栄西が広めたようだ。風水、風光。麻雀で書き換わっている。川、河、犬、空、鳥、鳩、雀、鴨々々々、鴨が四匹。日暮れ。

【セキュリティアラート】
昼は、茶を、夜には、酒を、飲んで、文を書いてみた。