Accounting

【哲学する会計6】:記号と計算と情報セキュリティと監査

無線通信網が高度に発達し、通信モジュールが埋め込まれたグッズに満ちたユビキタス社会の意志決定情報の伝達の仕方についてのビジネスプロセスを、無人コンビニでの「IS-300CM+2 PLUS Stationary Corp.」という、新型情報セキュリティグッズの購買を例に、P…

【哲学する会計5】:出水帳と湧き水と涌き水

出納帳という、帳簿がある。勘定をつけるノートのことである。現代であれば、コンビニのレシートが記録されるPOSレジスターのことである。もちろん、レジスターから、水は出ない。(水が出るレジスターがあってもいいとは思うけど。パナソニックとTOTOのコラ…

【哲学する会計4】:意味論と測定

会計では、一般に、「何時」ということは認識、そして「いくら」ということは、測定と言われる。もっとも、このうち会計上の認識は、測定可能性によって制約されるので、認識をも含めて測定と言われることが多い(広義測定概念)。 「現代会計論」の中で笠井…

【哲学する会計3】:名付け方;勘定と仕訳の生成の仕方

固有名は、確定記述に還元されないと、ソール=クリプキは、可能世界意味論を使って、「名指しと必然性」の中で述べている。 固有名にもいろいろある。 今日の分け方では、日本語の固有名詞を、三種類に分ける。 メタファーとしての単一の物の名前 例;ホロ…

【哲学する会計2】:数え方「序数と基数」

ものの数え方には、大別して二種類ある。「序数」と「基数」である。 「序数」とは、1st, 2nd, 3rdといった順番を数えるやり方で、 「基数」とは、1.2.3といった、量を数えるやり方である。 日本語では、日常的に区別しないが、これは違う数の種類である。「…

【哲学する会計1】:<1から無限へのカウンティング>ボロフスキー

グーグルのストリートビューの機能を使って見れない場所を探してたら、オペラシティの中庭を思いついた。シンギングマン by ボロフスキーがいるところである。リンク先から四方向から撮影した大きな画像を楽しめる。しかし、360度回転させられないので、周り…