【哲学する会計6】:記号と計算と情報セキュリティと監査

無線通信網が高度に発達し、通信モジュールが埋め込まれたグッズに満ちたユビキタス社会の意志決定情報の伝達の仕方についてのビジネスプロセスを、無人コンビニでの「IS-300CM+2 PLUS Stationary Corp.」という、新型情報セキュリティグッズの購買を例に、PLUS側から自分の購買を例に未来的に不必要な条件を省いて、私こと水野創太の主観的に述べてみよう。人の側から見るので、UMLには従わない。ポーターのバリューチェーンの非標準的な記法。インターフェース開発の際の未来人類学的な事例として利用してもらえれば、幸いである。Commerce At Light Speedについての、懐かしい未来だと思われる。情報セキュリティの観点からの話なので、トランザクション処理の細かい点については述べない。昨今のタスポの認証についての話が、いい事例となるだろう。

  1. 人がコンビニに散歩に出る
  2. 人がコンビニにたどり着く
  3. 人がコンビニに入店する
  4. 人が商品を発見する
  5. 人が商品の情報を読みとる
  6. 人が購買意志決定をする
  7. 人が商品をレジまで運ぶ
  8. 人が購買意志を読み取らせる
  1. コンビニのレジスターが購買情報を記録し処理し通信する
  2. 「ポプラ(コンビニの名前)」の勘定と出納帳が記録される
  3. 「PLUS(文具会社の名前)」の勘定と出納帳が記録される
  4. 「PLUS(文具会社の名前)」のコンピュータが販売意志決定を行う。(印章の判型の製造情報と購入者の情報をひもづけて、印章管理を行う。製造過程で印面がランダマイズされているので、情報セキュリティ強度は、フォンノイマン型コンピュータが相手ならば、物理情報とスーパーコンピュータが揃わない限り、充分である。量子コンピュータも印面のずれと角度などを、銀行のローテラーに認証してもらえば、おそらく問題ない。百科事典棒と同じ原理である)
  5. コンビニのレジスターが販売情報を記録し処理し通信する
  6. コンビニ店舗が販売トランザクションを認証し、自動ドアの開閉や警備員の呼び出しについての意志決定を行う
  7. コンビニ店舗がTPモニタを通して、トランザクションをロールし、「ポプラ(コンビニの名前)」に通達、記録する。
  1. 人がコンビニの自動ドアを通り、家路につく
  2. 人が「IS-300CM+2 PLUS Stationary Corp.」を使って、認証を行う。(500回までが、情報セキュリティ強度を担保するのに必要な限度だと、書いてあるが、インクを補充すれば、情報セキュリティ強度は弱まるが、何度も使える。500タイムパスワードとして利用できる。誰のか解るように表面にサインをしておく必要がある。ドクターマリオのカプセルに似た、情報セキュリティグッズである。


とみせかけて、「IS-300CM PLUS Stationary Corp.」=「ケシポン」は宛名などを消すための、グッズなのである。ランダマイズされたかに見える文字列は、どれもいっしょで、単なる下の文字を見えなくする消印なのである。この消印を取り除くには、ケシポンの先にフリクションペンの先をつけて、こする必要がある。しかし、それだと、下のインクまで削り取られてしまう。よって、個人情報保護のために、ケシポンは有益なのである。しかし、こすり取られる脆弱性を考えると、印面は何種類も用意した方がいい。かなり、堅い強度の情報セキュリティであるが、二三種類のケシポンを重ね押しすれば、強度はさらに高まるのである。