宝くじを買うような人にならないようにしよう。

最近生活が貧しい。米と卵(つまり卵ご飯)を食べて生きている。

宝くじというのは、還元率が50%程度である。これは、やヴぁい。
(還元率というのは、払ったお金から胴元の取り分を引いた金額。買った直後のギャンブルの権利証券の値段)
宝くじ販売業者は「500円あげるから1000円ちょうだい」っていうのと同じである。
しかも、くじって、エンターテインメント性を持たせるための費用が低い。
競馬は、還元率が75%で、しかもエンターテインメントとしても楽しめる。(馬がかっこいいから)
ラスベガスのカジノは還元率95%で、娯楽性は非常に高い。
株や外国為替取引は、還元率が99%以上である。(ネット取引の場合)

宝くじは要するに寄付なのだ。しかし、そのことを深く考えずに購入している人が多いような気がする。「当たるかもしれないと考えるのが楽しいから」と言って、買った瞬間に価値が半減するものを買うなんて貧しすぎる。
最近は寄付と自覚して買う人も多いらしいが、寄付ならば他にも方法はある。自分が思想的に納得できる組織に寄付するのが面白いと思う。税金的な寄付なんてつまらない。
宝くじは、合理的計算をせずにさほど考えないで一攫千金を夢見る人から搾取する合法的な方法だ。人をバカだとみなし、バカなままでいるように夢を売る、麻薬的なものだと思う。
通常のギャンブルと違い依存症者が目立たないため問題とされないが、還元率の低さと人の思考能力を軽蔑するやり方が非常にひどいと思う。
(まあ、酒やタバコ等の合法ドラッグのようなものだとすれば、あってもよいのだが、あまりにも搾取しすぎではないだろうか)
(限定合理性であるとしてもせめて人は合理的に選択すべきだということを書きたかった)

投資しようぜ?
せめて考えることや鑑賞することが楽しい娯楽しようぜ?

いや、こういうのは、豊かな立場からの言葉ではあるのかもしれないが、現在貧しくあってもそう思う。自分のインセンティブをきちんと生かすことができない人間になるのは、あまりにもダメダメだと思う。

しかし、政府が強く規制したり・行っている事業には、本当にひどい事業がある。
このようなビジネスには結構強い義憤を感じてきたので書いていこう。