[SotaMizuno}私の履修科目@SFC

鴨


SFCでの履修科目を公開します。今後入ってくる他のSFC生の参考になればいいなと思います。
しかし、高校生が検索してひっかかるものかな。ひっかかったら、コメントよろしくです。
前提条件として、SFCは「もう教育はいらない」と銘打ったこともあるくらい、個人の学習ドリブン型の科目選択と学習ができるような科目群になっています。ゆえに、実践→先端科目→実践→基礎知識の補充という学習パターンをとります。ゆえに、基礎知識やディシプリンは自分で学習することで、カバーする場合が多々あります。(なかには基礎知識やディシプリンを学習しない方もいて、教養教育を受けたと嘯いたりします。教養以外にもやったはず。。。)
体育と保健が必修科目です。体育は初期体育が終わると種目ごとで一回ずつ選択可能になります。ゴルフなどレジャースポーツ系・気功系・ダンス系・栄養学など座学系などのスポーツが人気があります。(栄養学はスポーツじゃね〜)球技もあるのですが、選択者が少ないです。
外国語と統計と情報技術が、選択必修科目です。
外国語は第一外国語と第二外国語をとります。たいてい英語とX語を組み合わせます。どちらをメインにするかは人によりますが英語選択者が半分・それ以外選択者が半分くらいです。しかし、帰国子女(しかも英語圏ばかりではない)の方や、英語嫌いの方では、英語抜きの人もいます。第一外国語がマレー・インドネシア語第二外国語アラビア語といった、アジア言語以外は学ぶ気ないもんね、と言った選択も可能です。入学後すぐ受けるTOEFLの点数で英語のクラス分け指標が決まるので、よく考えないでここで高得点を叩き出した元帰国子女(英語しゃべるの忘れた人)が、帰国子女だらけの英語レベルDクラスについて行けず、泣く泣くマレー・インドネシア語を第一外国語にしたという笑えない話もあります。(もちろん、テストを受けなおしたり、クラス分け指標に関わりなく、担当教員と交渉して違うレベルのクラスをとることは可能です。そもそも、面白そうなクラスが違うレベルにあるということはよくある) 英語苦手な人には、高校みたいな座学のクラスもあります。
統計は、基礎的なものを行い、あとは、各自で選択します。
情報技術は、基礎的なものもサポートしつつ、情報技術の設計思想を使いながら学びます。あとは、各自で選択します。パソコンはふつうに使います。ノートブックPCを多くの人が持ち歩いています。プログラミングはできたりできなかったり、ウェブサイト(含むブログ)はつくれる人が多いです。
つまり、何が言いたいかというと、自分でカリキュラムをつくるキャンパスなんだよということです。規制はかなりゆるいし、今後さらにゆるめるらしいので、授業と研究会のリストにおもしろそうなものがあって、自分の行いたいことがあれば、楽しめるでしょう。
卒業のポイントは、体育です。あとは、自由。自分で考えて、自分で何を何のために学習するのか決めて、他に何をしつつ、自分で学習する。もちろん、プロジェクトと講演と演説と座学と演習といろいろ授業をとるのですけど。
というわけで、総合政策・環境情報といいつつ、社会科学+情報科学+設計科学+デザイン+芸術もう何でもありなわけです。専門分野を究めるタイプの人もいますが、私は経営学を専攻したため、それを構成する分野を大量に学習しました。入学以前に、高校科目と分析哲学と経済学と心理学の素養があったので、それをベースにショートカットして授業をとっています。(哲学(倫理)と経済学(政治経済)は高校科目+自学自習してた)
では、以下、「水野創太の履修科目@SFC」は、カリキュラムの実例です。