映画レビュー@マトレボ&キルビル

マトリックスレボリューションズ
・映像
日本のアニメーションを実写で行っている。見て楽しめる表現。新しい表現はいつも楽しい。
・物語
選択の自由で終わった。マトリックス内での生活(消費社会・脳内生活)も許容。
リアルワールドとマトリックスは情報=精神ということで、繋がりうるという形で終わった。まあ、二つを行き来できるのはそのせいだし、コンピュータにも精神を認めるという形。妥当か。
現実は脳内にある・外側を求めてもそこも現実。差はない。意志や選択の重要性はどちらにしろ変わらない。

キルビル
・映像
殺陣(たて)がヤクザ映画→アニメ的。血がいっぱい出る。痛そう感たっぷり。とにかく絵がきれい。相当いいと思う。
・物語
エンターテインメントな前半。後半の展開を観なければ判断できず。さくさく進むので観やすい。

[二本連作]
二本連作・三本連作にするのは映画鑑賞としては望ましくない。DVD等で一気に観たほうが楽しめる。しかし、ビジネス的には非常に巧いやり方だと思う。連続公開の最終作の広報予算を抑えられるため、利益が出やすい。キルビルなんてもうペイしてしまったので、後半作では丸儲けだ。当たることが目に見えてる作品だけに許される特権だけど。