オープンアーキテクチャ戦略

第一週目輪講課題「オープンアーキテクチャ戦略」

モジュール化とインターフェイスの開放によって増大した価値の多くを消費者が得る。認知限界が希少性価値となり消費者が力を持つ場合、BtoCの購買代理業はいかにすれば営利で成立するのか?
[事例:iTunesMusicStore]
広告モデル=売り手がサービス費用を負担→物財に帰着させる。希少なのは情報財ではなく人の認知限界なのに買い手にサービス費用を負担させることはできるのか?
iTunesMusicStoreはiPodを売るための広告→使いやすさ・パーソナライズ・DRMを駆使する→認知限界拡大を支援するサービスと情報財販売の一体化→情報財は損益分岐点越えればとても儲かる
アップルは何をオープン化するべきかしないべきか? それは、なぜか?



・認知限界→ボトルネックである認知限界拡大支援サービスには価値がある。
・情報の非対称性→購買代理のために個人情報に基づくサービスが必要。
・情報財の特性→DRMで消費者を軽く規制。

「認知限界・情報の非対称性・情報財の特性」という要因に対する分析をふまえ、ボトルネック解消のためのパーソナライズ技術の発展をビジネスプロセスに適用し、「モジュール化+インターフェースの開放=オープンアーキテクチャ戦略」を行動指針とし、ビジネスモデルを設計する。

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次回担当文献はデザインルールです。