トレーサビリティ

ネットワーク社会論【第10回】
設問:「 ケース:石井食品(別途配布)を読んで、今後、石井食品が企業としての発展と、情報開示による責任ある事業展開を両立させていく上でどのようなアクションを取っていくべきか400字以内で論じて下さい。

ブランド戦略に基づいたマーケティングを行い、消費者からのプレミアムを得られるようにする。安全な食品を求めるのは、ターゲットである主婦層に対しては、ブランドとなりうる。トヨタのレクサスのような高付加価値に訴求できる情緒的便益を与えることができる基盤にトレーサビリティはなりうる。ワインのようなブランドを構築することが、蓄積しているノウハウを生かしてつくれる。
そのため、営業のあり方を改良し、ターゲット層に効果的に訴求し、さらにブランドイメージを与えられる販売方法を考える。さらに、ネット通販による直販を行うブランドをつくり、トレーサビリティを基にしたブランディングに価値を感じるユーザを囲い込む。小林製薬等の栄養補助食品通販サイトの事例が役に立つだろう。流通の改良と直販を両立させるブランド戦略が必要となる。
徹底した情報開示による信頼の構築には、情報開示の基盤と共にわかりやすいメッセージと評判、そしてコミュニケーションが必要である。